REGITRACTユーザーガイド
目次
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はじめに(REGITRACTとは)
REGITRACT は、法務局の登記情報PDF(土地・建物・区分建物の全部事項、会社(法人)登記簿、所有者事項、地図、各種図面など)を、読み取りやすく整形し、コピー&ペーストしやすい形で取り出すツールです。
取り込んだPDFはシステム内に保存され、複数のPDFを人物・物件ごとに横断して整理したり、他システムへ情報を受け渡すことができます。
事務所の情報連携のハブとして強力に活用いただけるツールです。
取り込んだ情報がインターネットへ送信されることはありません
登記情報はこのパソコン内(または事務所内のLAN内)で処理されます。取り込んだPDFや顧客情報がインターネットへ送信されることはありません。
※システムのバージョンアップデートの確認のみ、インターネットを通じて行われます(設定でオン/オフを選択できます)。
システムの構成(親機と子機)
REGITRACT は「親機」と「子機」の2種類で構成されます。
- 親機(センターサーバー):
登記情報の解析・保管・データベース・ライセンス管理を一手に担います。事務所に1台のみ。常時、電源を入れておきます。 - 子機(接続クライアント):
利用者それぞれのパソコンに入れます。①監視フォルダのPDFを親機へ送る(転送)、②解析結果を画面で見る(閲覧)、の2つの用途があります。 - ※1台だけで使う場合:
1台のパソコンに親機と子機の両方を設定。1台のパソコンで完結します(小規模事務所向け)。 - ※複数台で使う場合:
親機1台と、事務員のパソコン(子機)に設定を行います。同じLAN内に、必要な台数を繋げて利用ください(複数人の事務所向け)。
データ連携は事務所内のみで完結
親機・子機のやりとりは事務所内のLANだけで完結し、インターネットには出ません。
利用画面を開く(起動する)
REGITRACT は自動取込機能のため、パソコン起動とともに自動で常駐(起動)しています。業務で利用するための画面(登記情報の一覧)を開くには、次のどちらかの操作を行います。
- デスクトップの「REGITRACT を開く」アイコンをダブルクリック(インストール時に作成)。
- タスクトレイ(画面右下の通知領域)の REGITRACT アイコンをクリック。
/またはアイコンを右クリック →「解析アプリを開く」をクリック。
もう一度見たいとき
常駐(常時起動)しているので、画面を閉じても裏側で監視フォルダ内PDFの自動取込は動作しています。もう一度見たいときは、同じ操作で画面を開いてください。
一覧画面での操作
| 上部(ヘッダ) | ログイン情報の確認・「お問い合わせ」「使い方」へのアクセスができます。 |
| 一覧(プール) | 取り込んだPDFの一覧。種別・目視名・所在/地番・取得日で確認できます。同じ物件の新旧は1行にまとまります。 |
| 詳細 | 一覧の行をダブルクリックで開きます。表題部・権利部(甲区・乙区)・共同担保/信託目録・所有者事項が原本に近い形で表示されます。 |
| サマリー(横断集計のタブ) | 概要(物件別)/概要(人物別)/一覧表形式/コピペ用情報。複数のPDFを横断して、物件・人物・権利をまとめて表示します。 |
▲ トップ画面(全体プール)。左が案件グループ、右が取り込んだPDFの一覧です。(※画面内の氏名・所在等はサンプルのため伏せています)
一覧のPDFを右クリックすると、次の操作ができます(複数選択してからでも可)。
| ✏️ 表示名を編集 | 一覧に出る名前を変更します(元のPDFファイル名は変わりません。空白で保存すると元の名前に戻ります)。 |
| 🕘 履歴差分(最新2件を比較) | 同じ物件の新旧2件を自動で比較し、変更箇所の確認ができます。 |
| 🗑 取り込みから削除 | 一覧から取り除きます。 |
| その他 | 案件グループ作成・印刷・求積表データ作成/SIMA出力も右クリックから行えます。 ※後述 |
種別(土地・建物等)に誤りがある場合
種別に誤りがある場合は、一覧の種別バッジから選択することで修正できます(種別は取込内容から自動判定していますが、まれに誤った判定をする場合があります。取込後に種別をご確認ください)。
登記情報の取込方法① 監視フォルダ(自動)
指定したフォルダに登記PDFが保存されると、自動で取り込みます。登記情報提供サービスの直ダウンロード先や、お使いの司法書士システムの保存先を指定できます。
監視フォルダ設定項目詳細※インストール時に設定済み
監視フォルダの設定手順
接続クライアント(アップローダ)の設定画面を開きます。デスクトップの「REGITRACT 取り込み設定」、またはタスクトレイの接続クライアントのアイコンから「設定」を選びます(タスクトレイに出ていないときはデスクトップのショートカットが確実です)。「監視するフォルダ」で設定します。

▲ 子機の「取り込み設定」画面。「取り込み元」でお使いのシステムを選ぶと、監視フォルダが自動設定されます。
- 「取り込み元」の選択
- 登記情報の直ダウンロード:登記情報提供サービス/登記簿図書館からダウンロードしたPDFが保存される場所(多くはブラウザのダウンロードフォルダ)。選ぶと候補のフォルダを表示するので、正しいか確認してください。
- 司法書士システム(権〈ちから〉/サムポローニア/2in1/司法くん):お使いのシステムを選ぶと、このパソコンの中から保存フォルダを自動で探して設定します。見つからない場合は、このパソコンにそのシステムが入っていない可能性があります(親機でない場合はそのまま進んで問題ありません)。
- 手動でフォルダを指定:上記以外は、これを選んで「参照」から任意のフォルダを指定します。
- 「+ フォルダを追加」で確定します。複数のフォルダを登録できます。
- 取込ルール:通常は「登記DLのみ」で十分です。フォルダに登記情報以外のPDFも混ざる場合は「全PDF取込(その他は除外)」を選ぶと、登記以外は自動で隔離されます。
- 最後に画面下の「保存」を押します。
※登記PDFの保存先は、このパソコン内のフォルダをおすすめします。NASなどネットワーク上のフォルダも監視できますが(フォルダ行の「ネットワーク監視(NAS等)」にチェック)、検知が数分ほど遅れることがあります。
取り込みパターンの例(図解)
登記PDFの「出所」によって、監視するフォルダが変わります。代表的な2つのパターンです(どちらも接続クライアントがフォルダを見張り、新しいPDFを親機へ送ります)。


